啐啄の機 (そったくのき)
師弟の出逢いの絶妙なタイミング を言います。
人と人との出会いで、なおかつ何かを求めあっている時のタイミングを言います。
才能開こうとする弟子と、それを見抜いて引き上げる師、、との出会いです。
この絶妙なタイミングの事です。
早すぎず、遅すぎず、その機を逃さず出会う好機。
相手がいての「啐啄の機」ですから、自分の都合だけではなく、相手の動きや成長の真実を見抜く事が大切です。
両者の「呼応」が奇蹟を呼びます。
以前に書きました「我逢人」はただ出逢いの尊さを表現しました。
人は「啐啄の機」に出逢ってこそ花を咲かせます。